千両(センリョウ)とは
科名
センリョウ科
センリョウはこんな植物
- 常緑性の低木
- 葉は長さ10cm内外の長だ円形でフチにのこぎりのようなギザギザがある
- 葉の色は濃い緑色で表面にはツヤがある
- 茎の先端の対生する2枚の葉の間に赤や黄色の実をつける
千両の種類
一般的には、赤い実がなるセンリョウと黄色い実がなるキミセンリョウの2種類です。
その他当社では、濃く艶のある赤い実がなる「※紅紫(ベニムラサキ)」を新種千両として生産しております。
※「紅紫(ベニムラサキ)」は当社呼称名
千両(センリョウ)の花言葉
千両の花言葉は、
「利益」「可憐」「裕福」「富」「財産」「恵まれた才能」「富貴」
正月を飾る縁起物の花だけあって、花言葉は魅力的な内容です(^_^)
千両の花言葉を知った以上、正月に千両を飾らない訳にはいかなくなりますね♪
千両(センリョウ)の育て方
日当たりと置き場所・植え場所
- 自生のものは一年を通して薄日の当たるような場所にあります。
- 強い直射日光や西日は非常に苦手で半日陰の場所を好みます。
※日射しが強いと葉が黄色っぽくなり生育が衰えたり枝がれを起こすことがありますのでご注意を
- 千両は温暖な地方の植物ですので、寒さに弱いです。地植えにする場合は関東地方より南の地方が良いと思います。
- 寒冷地では鉢植えで育てて冬は室内など暖かいところに置いて育てます。
※鉢植えにする場合は赤玉土8:腐葉土2の割合で混ぜた土にします。
※寒風にさらすと花芽もからしてまう危険性があります。花芽をからすと翌年の実付は期待できなくなってしまいますので気を付けましょう。
水やり
- 地植えの場合は特に水を与える必要はありません。
※植える際に適湿地を選ぶようにしましょう
- 鉢植えにしているものは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
肥料のあたえ方
肥料は年に1回、2月頃に化成肥料や油かすと骨粉を等量混ぜたものを株の周りに少量施します。追肥としては牛糞も良いと思います。
※肥料はやりすぎに注意しましょう。やりすぎると枝葉ばかりが茂ってしまい実付がわるくなります
日常の手入れ
基本の剪定
「株立ち」はたくさん株を出しますが、あまり枝分かれはせずに真っ直ぐ伸びますので、放任しておいても大丈夫です。剪定の必要もさほどありません。
※枝が茂りすぎた場合は、切詰めて枝数を減らしましょう。
作業時期は12月〜1月になります。
基本的には実がなっている枝を切り、切り取った枝を観賞用に生けて楽しみ、実の付いていない枝を育てるというふうにします。
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