収穫を終えた千両が、本社工場で製品になるまで
本社工場に運ばれたダンブラーに入った千両(センリョウ)が、本社工場に到着しています。
この積み上がったダンブラーの後ろには、製品になるまでの生産ラインが控えています。
まず、最初の生産ラインはこんな感じです。
奥に積み上がったダンブラーが見えます。
最初に、ダンブラーの中に入っているシートに包まった千両を生産ラインに持ってきて取り出します。
取り出された千両は、余分な葉や枝を取り除く工程から始まります。
ここまでで、ダンブラーを生産ラインに配る係りと余分な葉や枝を取り除く成形作業をする係りに分かれています。
成形された千両は、今度は選別係の手によって各等級に振り分けられます。
等級別に振り分けられた千両は、更に後方の第2ラインへ運ばれます。
後方の生産ラインでは、更に細かい品質チェックをする係りによって、等級別に再選別されます。
確かな品質に整えられた千両は、等級別に分けられた色のテープによって束ねられます。
やはりここでも専属の束ねる係り員を配置しています。
当社では、半自動の機械を使い千両を束ねています。
これによって大幅な時間短縮と効率化が図れています。
束ねられた千両は、各等級別の規定の長さに専用の電動ノコギリで余分な茎を切り落とします。
そして最後に製品として丸き係によって千両を丸く専用の用紙で包んで製品の形になります。
丸かれた千両は、台車に載せられ水槽へ運ばれます。
水槽で一晩水揚げをし、いよいよ鮮度保持ダンボールに荷梱ます。
荷梱は千両を水揚げしている水槽の通路で行います。
最後にバンドをかければ、出荷できる状態になります。
沢山積み上げられた出荷を待つ千両。
この後、北は北海道、南は九州へと全国の花市場へ向け出荷されます。
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